鼻水が出続けていたら要注意!中耳炎に気を付けましょう

こんにちは。
岡山市中区の乳幼児のことばの相談室
『オヤコサロン ホアラ』の
言語聴覚士 妹尾早織です。

今日はあいにくのお天気ですが、
今の気候は気持ちよくて、外に出かけて行きたくなります。
紅葉もちらほらしてますね。

でも朝夕はかなり寒く、風邪引きさんが
周りにも増えてきました。

私もつい先日まで風邪引いていました・・・

お子さまにとっては中耳炎が気になる季節です。

特に滲出性中耳炎には要注意です!

滲出性中耳炎は鼓膜の奥の中耳腔に液体が溜まる
中耳炎のことです。

この中耳炎によって、
聞こえが悪くなることがあります。
液体がたまって音がうまく伝達されないためです。

また、赤ちゃんの頃から中耳炎を繰り返し、
聞こえにくい状態が続いたまま過ごしたことで、
ことばが遅れてしまったり、
発音が不明瞭になったりというケースもあります。

先日、相談を受けた3歳のお子さまも、
小さい頃からずっと中耳炎をくり返していて、
ことばもゆっくりで発音も不明瞭だったようですが、
中耳炎が落ち着いて、
ようやくことばがはっきりしてきたとのことでした。

なので、できるだけ早めの治療が大切です!

急性中耳炎は熱や痛みが伴うのですが、
滲出性中耳炎はどちらも伴いません。

そのため、気づきにくいです。
特に小さいお子さまは自分から訴えることはできません。
おうちの方が早めに気づいてあげることが必要です。

・鼻水がずーっと出ている
・いつもに比べて聞こえの反応が悪い
・テレビの音が大きい

など、当てはまる場合は早めに耳鼻科を受診してください!

一度かかると繰り返しやすいので、
定期的に鼓膜の状態を診てもらうことをおすすめします。

元気に寒さを乗り切っていきましょう♪

 

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