気質についてのお話会をしました♡

乳幼児のことばの相談室
『オヤコサロン ホアラ』の
言語聴覚士 妹尾早織です。

先日、備前プレーパークで
「4つ気質と対応の仕方」について
お話をさせていただきました。

4つの気質と言うのは
胆汁質・多血質・憂鬱質・粘液質
身体自然の四大元素(地水火風)と
対応しています。

血液型とは違って、
どれか一つに固定されるものではなく、
年齢や状況によって変化します。

4つの気質の特徴を簡単に挙げると…

胆汁質(火)
・力に満ち溢れ、積極的
・意思が強く、自己主張がはっきりしている
・カッとなって怒りやすい

粘液質(水)
・マイペースでおっとりしている
・根気よく、ひとつのことに集中できる
・同じことを繰り返すのが好き

多血質(風)
・あらゆることに興味を示す、好奇心旺盛
・人懐っこく陽気で朗らか
・じっとしていることが苦手

憂鬱質(土)
・物事を深く考える
・慎重で真面目
・自分に対して批判的、傷つきやすい

誰でもこの4つの気質を持っていて、
その中でどの気質がより強く
働いているのかをみます。

ちなみに私は、粘液質+憂鬱質なタイプです。

事を始めるときは、ものすごく悩みますし、
心配性です(^^;)
じっくり行う作業が好きで、
やると決めると最後までやり遂げないと
気が済みません。

今回のお話会に参加された方も、

・兄弟でも全くタイプが違うのはなぜ?
・我が子でも考えていることがわからない

といったことから、
お子さまへの関わりを悩まれておられましたが、
気質を知ると、
「上の子と下の子は全然気質が違うから、
違いがあるのは当たり前なんですね~」
「自分と子どもの気質は対極だから、
お互いわからないんですね」
といった気づきが得られたようでした。

そして、一番大きかったことは
自分自身の気質を知ったこと!

自分の気質と子どもの気質を知ると、
マイペースな子ども(水)にイライラ(火)していたけど、
これは自分と子どもの気質が違うのだから、
仕方ないと考え、子どもを責めたり、
イライラする自分を責めたりということをしなくて済みます。

そして、自分の気質をそこでは抑えて、
子どもの気質に沿った関わりしてあげることで、
より親子の愛着関係が深くなると思います。

 

これは大人の世界も同じですね。

苦手な人を批判するのではなく、
「この人は自分とは対極の気質の人なんだ、
理解できないのも仕方ない。
相手もきっと私のことが理解できないんだろうな」
と相手への理解に繋がり、
違う気質同士どう付き合うとうまくいくのか、
前向きな考えになります。

また、自分の気質を知ることで
子ども時代、学生時代、社会人といった
今までの自分を振り返り、
コンプレックスや自分はダメだと思っていたことも
それは自分の「気質」の特徴だったんだ!と
自分を認めてあげられます。

気質を知る少し心が楽になりませんか?
私はずいぶん楽になりました♪

どの気質も長所と短所を持ち合わせていて、
どれもすばらしい!

リーダーシップを発揮し行動する人
深く慎重に考える人
すばやく行動できる人
周りと調和をとれる人

どの気質にも役割があり、
それぞれの気質の人が交じり合っているから、
社会が成り立っています。

気質について皆さんと話すと、
どんどん広がってきて、
話が止まりませんでした(*^^*)

シェアすることで、より理解が深まりますね♡

私もまだまだ勉強中ですが、
学んだことを自分なりに
私の言葉でお伝え出来たかなと思います。

子育てや人間関係について何か
ヒントになっていれば嬉しいです♡

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