ダウン症児さん向け「ことばを育てる関わり」講座させていただきました!

岡山市中区の乳幼児のことばの相談室
『オヤコサロン ホアラ』の
言語聴覚士 妹尾早織です。

先週末、近くの土手に行くと
つくしが出てました!

その辺り一面にニョキニョキと出ていたので、
ほんの30分ほどですが、
大量に収穫できました。

ついでにヨモギもとって
一緒に天ぷらにしていただきました。

春になるとこの苦味が
無性に食べたくなります。

今週は雨が続くようですが、
次に晴れた時にはさらに育っているかも。

もう一度収穫に行かなきゃです。

この時期しか味わえないものですから(^^♪

1週間ほど前ですが、
ホアラに来て下さっている方のご紹介で
ダウン症協会さんで、
『ことばを育てる関わり』について
お話しさせていただきました。

多くの方にご参加いただき
感謝です!

最初に皆さんが今、
お子さまについて一番気になっていることを
お聞きすると、

・わかることば増えているのに
 ことばが出ない
・発音がはっきりしない
・ことばに変わるコミュニケーション手段を知りたい

という声が多く聞かれました。

ダウン症のお子さまは一般的に
話せることばが理解面できることばより少ない
言われています。

そのため、言ってることばはわかっているようなのに
お喋りが増えていかないといった悩みに
つながるのだと思います。

でも、その代わり真似っこは上手!
コミュニケーション意欲は旺盛!

ですので、ことばが出るまでの
コミュニケーション手段として、
身振りやサイン等を取り入れることが
有効だと考えます。

実際、ホアラに来て下さっている
お子さまもサインを使うことで
コミュニケーションの幅が広がっています♪

他にも、
ダウン症のお子さまの言語発達の特性
関わり・ことばかけで気を付けること等について
お話しさせていただきました。

このblogでも何度も書かせてもらっていますが、
ダウン症に限らず、
幼児期の関わりはその後の
コミュニケーション基盤となるもの。

お母さんとの愛着関係
五感を使った体験
模倣

想像力を育むこと・・・

基本は同じ。

そのことをお伝えできたかなと
思っています。

今回、お話しさせていただいて、
STを受けたくても受けられない
STを受ける必要があるのかどうかわからない
でも、ことばに関して悶々と悩んでいるという方が
多いということを改めて実感しました。

幼児期こそ、表出ー理解の力を伸ばし、
コミュニケーションの基礎を築く時期。

大切な時期だからこそ、
より適切な関わりをしていただきたいです。

なので、今回のようなお話会を通して、
お子さまのことばの発達を促す関わりについて
もっともっと知っていただきたいな~と
思いました。

貴重な場を設けてくださり感謝です。

いつかホアラでもこのような学びの会が
できたらと思います(*^^*)

 

 

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