「あれ?聞こえてないかも」と思ったら、早めに聴力検査を受けましょう。小さいお子さまでも受けれます!

岡山市中区の乳幼児のことばの相談室
『オヤコサロン ホアラ』の
言語聴覚士 妹尾早織です。

爽やかな風にキンモクセイの香りが
のってすっかり秋めいてきました!
台風が多いですが、
気候的にはちょうどいい季節ですよね。

ただ朝夕の寒暖差が激しいので、
体が追い付かず、
私はちょっと風邪気味です(^_^;)

鼻水が出ているお子さまも
とても多いですね!
中耳炎に要注意です。

鼻水がいつも出ている、
聞こえの反応が悪いといった
症状がみられるときは
早めに耳鼻科を受診してみてくださいね。

聞こえの確認は大きくならないとできないと
思われている方もいらっしゃるかと思います。

小さいお子さまでも聴力検査は受けられます。

聴力検査は大人はヘッドホンをして行いますが、
年齢の小さいお子さまは
ヘッドホンを装着するのは難しいですよね。

なので、年齢の小さいお子さまには
ヘッドホンを使用せずに検査を行います。

以下のような検査があります。

BOA 
スピーカーや楽器の音を聞かせて、
お子さまの反応をみる検査です。
新生児からできます。

COR   
左右どちらかのスピーカーから音を出し、
聞こえた側にあるお人形やぬいぐるみを光らせて、
お子さまに音が聞こえたらお人形が光るという
条件付けをして行う検査です。
首が座ったお子さまが対象になります。

peepshow  
スピーカーから音が聞こえている間
ボタンを押すと、正面にあるのぞき窓が光り
内部が見られるという検査です。

CORに似ていますが、
聞こえたらボタンを押すことが大きな違いです。
これは2歳半~3歳以上のお子さまが対象になります。

今は、生まれてすぐに
新生児聴覚スクリーニング検査を行うことで、
難聴の早期発見がされやすくなっています。

しかし、軽度難聴のお子さまや
中耳炎や他の何らかの原因によって
難聴になってしまったお子さまは
発見が遅れてしまうというケースもあります。

・ことばの発達や発音が気になる
・音への反応が薄い(小さい音に気付きにくい)
・テレビの音量が大きい、いつも近付いて見る
・ことばの聞き間違い、覚え間違いが多く
 発音が不明瞭

上記のようなことで、
ご心配なことがありましたら一度、
かかりつけの耳鼻科の先生にご相談してみてください。

何かに集中している時や、
自分にとって都合の悪いことを言われている時、
無視するというのもお子さまにはよくあることです(^▽^;)

その場合は折を見て、
後ろからささやき声で
話しかけてみるといいと思います(*^^*)

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