岡山市中区の乳幼児のことばの相談室
『オヤコサロン ホアラ』の
言語聴覚士 妹尾早織です。
先日は汐見先生の講演会でした。
あっという間の2時間で、
本当に素晴らしい講演会でした。
特に印象的だったのは、
幼児期の子どもは知能教育からではなく、
遊びや生活の中で、自ら考え、
学び、感覚を身に付けて、
文化の世界に入っていくということ。
子ども自身が「学びたい!」「知りたい!」という
気持ちがないと、どんなに外から
教育を詰め込んでも身につかないです。
それよりは子ども自身が、
「〇〇したい!」という気持ちが
持てるよう環境作りをして、
その気持ちを育んでいくことが大切です。
これってシュタイナー教育でも
言われていることです。
シュタイナー教育だからというわけでなく、
子どもの成長を見守る上でこの姿勢は
本当に大切なことなんですね。
確かに、教えなくても
‟恐竜博士” ‟乗り物博士” ‟虫博士”な
お子さんってたくさんいますよね(*^^*)
他にも教えていないことばを使ったり、
数字や文字をいつの間にか覚えて読んでいたり…
うちの甥っ子ちゃんも
乗り物博士を経て、今は
虫博士と恐竜博士になっています。
全く追い付けません(^^;)
これが子どもの持っている力なんですね。
なので、文字や数字もあまり
小さい内から覚えさせようとしなくても
お子さまの内側から「読みたい!」という
気持ちが育ったら自然と読めるようになってきます。
そこにサポートが必要なお子さまには
そのお子さまに合ったアプローチの方法で
教えてあげることこそが、私たち
療育に携わる者の役割です。
子どもの内側から湧く力を育み、
豊かな想像力をどんどん発揮できるような
関わり方を私自身が実践し、
お母さま方にお伝えしていけたらと
思います!
汐見先生の書籍もたくさん出ているようなので
早速読んで、学びを深めていきたいと思います(*^^*)
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