ことばの発達を促すためには『生活のリズムを整えること』が大切です

岡山市中区の乳幼児のことばの相談室
『オヤコサロン ホアラ』の
言語聴覚士 妹尾早織です。

立秋を迎え、昨日から
朝、夕が涼しく過ごしやすいですね。
久々のこの涼しさ。
ほっとします(*^。^*)

とはいえ、日中はまだまだ暑いですが・・・

皆さま夏休みはいかがお過ごしですか。
お休み中ってついつい大人も子どもも
生活が不規則になりがちです(^_^;)

ことばを促すための関わりの中で
もっとも基本的で大切なこと。

それは、
生活のリズムを整えることです。

ずっと刺激的な状況が続いていると、
子どもは興奮しがちになってしまいます。
そして、夜寝つきにくくなってしまうということも・・・

ことばを覚えるには
安定した環境にいることが大前提です。

朝は決まった時間に起きて、
昼はいっぱい遊び、
夕方は徐々に活動量を抑えながら
ゆっくり過ごすこと。

テレビは刺激が強すぎるので
寝る前は特に控えた方がいいですね。

そして、
『毎日、同じことを繰り返す中で、同じことばかけをすること』

これは、お喋り前のお子さまには
とっても大切なことです。

例えば・・・
「おはよう」→「お着替えしよう」→「マンマ(朝ごはん)食べよう」
→「いただきます」→「ごちそうさま」→「ゴシゴシ(歯磨き)しよう」

意識してみると、いつもの何気ない行動の中で
たくさんことばかけしています。

新しいことをどんどん教えていくよりも、
日々の生活の中で状況と合わせて
繰り返し経験しながらことばを
覚えていく方が定着しやすいです。

パターン化すると見通しも持てて、
より安心した状況で
ことばを聞くことができます。

どのお子さまにも必要なことですが、
特にことばの発達がゆっくりだったり、
落着きがないお子さまには、

生活リズムを整え、
穏やかな日常を送れるようにすること

から始めてみてください。

最近、リズムが崩れているな~。
生活リズムを意識していなかったな~。
という方は、少しだけ
生活を見直してみてください(*^^*)

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