こんにちは。
岡山市中区の乳幼児のことばの相談室
『オヤコサロン ホアラ』の
言語聴覚士 妹尾早織です。
お喋り前のお子さまとの遊び方で
お悩みのお母様も多いと思います。
・遊びが一方的になってしまう
・遊びがマンネリ化してしまう
・飽きやすく遊びが長続きしない
・新しいおもちゃを買っても、あまり遊んでくれない
・お喋りできるわけではないので
何をして遊んでいいかわからない
ご相談に来られるお母様方からよく聞く声です。
そこで今回はお子さまとの遊び方について
ご紹介していきたいと思います。
真似をする
どうやって遊んだらいいかわからない方は
まずはお子さまの真似をしてみてください。
一緒にハイハイして追いかけっこする、
手をパチパチ叩く、手を振る、
床をどんどん叩いていたら一緒にどんどん叩くなど、
とにかくお子さまの行動を真似して一緒に楽しみます。
これは私がまだ新人で小さい子と関わったことがなく、
どう関わっていいかわからず困っていた時、
最初に先輩に教えてもらった方法です。
この方法でお子さまとの距離はぐっと縮まりました♪
お子さまは真似されると嬉しくて仕方ありません(*^▽^*)
真似してほしくて、繰り返しその動きをしたり、
嬉しすぎていっぱい声を出したりということも。
何よりとびっきりの笑顔をみせてくれますよ♡
とことん遊びに付き合う
子どもって同じ遊びを繰り返し繰り返ししますよね。
大人は「もういいから…」「違う遊びをしよう」
と言いたくなるところ(^^;)
でも、同じ遊びをしているようでも
繰り返しの中でお子さまの脳はいっぱい刺激され、
成長しています。
例えば、積木を積んでは倒すという遊びを
繰り返ししている場合。
積む→倒すという現象を自分で起こせること、
また大人の反応を期待して楽しんでいます。
そして、手指の動かし方や力加減なども学習しています。
大人にとっては何気ないことでも、
お子さまにとっては体の使い方を学ぶ大切な時間です。
お子さまが飽きるまでとことん付き合ってあげましょう。
ふれあい遊びやわらべ歌でスキンシップ
当たり前のようですが、
「いない いない ばあ!」は
大人が顔を隠して行うことはもちろん、
お子さまにハンカチやスタイなどをかぶせて
行うのもおもしろいです。
その際、ちょっと間を置いたり、
逆にシュッと速くタオルを取ったり、
タイミングをずらすだけでも盛り上がりますよ。
コチョコチョくすぐり遊びもおススメ!
「いっぽんばしこちょこちょ」など歌に合わせて
くすぐってあげるとさらに喜んでくれるはず。
わらべうたもみんな大好き♡
歌をうたいながら、ふれあうことで、
お子さまもお母さまも癒されます。
お母さんの優しい歌声以上に勝るものはありません。
いっぱいお歌をうたってあげましょう。
手遊びができるようになったら、
色んな手遊び歌を取り入れてやってみましょう。
歌に合わせて手を動かすことも大切な発達のひとつ。
動作と連動した歌詞が多く覚えやすいので
発声も促すことができます。
大きな動きのものから、
徐々に指先を使った手遊びに移行していくなど、
発達に合わせて手遊びうたを変えていくといいですね!
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