岡山市中区の乳幼児のことばの相談室
『オヤコサロン ホアラ』の
言語聴覚士 妹尾早織です。
急に涼しくなりましたね。
私は急激な気温の変化に体がついていかず、
ちょっと体調を崩していました(^_^;)
周りでも体調不良を訴える方が多いので、
皆さんもお気をつけくださいね。
こんな時は家でお勉強日和。
改めて読むと、発達障がいを持つお子さまにとって
大切なのは、やはり周りの理解と環境だと実感。
どの本にも共通して書かれているのは、
「原因探し」ではなく、「いいところ探し」をすること。
プラスの見方をすることで見えてくることがあるということでした。
「15分しか座ってられない」ではなく、
「15分も座っていられる」
と捉えることで、支援のヒントが見えてくる。
15分を少しずつ増やしてあげるためには、
どういう支援の仕方があるか、と考えられるようになる。
そして、「いいところ」を伸ばすこと、
それをさらに発展させて支援や訓練によって、
その子の「持ち味」「強み」のレパートリーを増やすことができる。
(『発達障がいを持つ子の「いいところ」応援計画』:阿部利彦:ぶどう社)
「いいところ」を見つけて伝えることで、
自己肯定感が生まれ、自信がつき、
新たなことにチャレンジしようという
気持ちがいお子さまの中に湧いてきます。
ご相談をお受けする中で、
お子さまの気になる行動に対して、
「どうしたら改善するだろうか」
「どうしたらこの行動がなくなるだろうか」
と悩まれているお母さま方も多いです。
でも、行動をなくすことを考えるのではなく、
この子がなぜこの行動に至ってしまったのか?
そのことにどんな理由があるのか?を一緒に考え、
環境や関わりを見直すことが大切なのではないでしょうか。
そして、
「どんなことをしてもあなたが大事」と
伝えること。
「愛されている」という実感が
さらにお子さまの自信となります。
といっても、頭ではわかっていても、
実際に子育てされているお母さまにとっては
とても大変なこと。
余裕がないときだって当然あります。
「あぁ~つい感情的に怒ってしまった…」と落ち込んでしまう時も、
自分をあまり責めず、こういう時もあると思い、
お子さまに素直に
「さっきはごめんね。でも〇〇ちゃんのこと大好きだよ!」と
伝えてあげればOKです。
お子さまはお母さんの気持ちはちゃーんとわかっています。
そして、お母さんも息抜きする時間や楽しむ時間を
遠慮なく持つことも必要。
こころの余裕がないと、
お子さまにも余裕を持って接することができません。
ホアラでも、お母さま方の気持ちが少しでも軽く
楽になれるようサポートさせていただきます。
ゆったりお茶を飲みながら、
お子さまの支援の仕方、接し方について一緒に考えましょう♡
お気軽にご相談くださいね。
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