乳幼児のことばの相談室
『オヤコサロン ホアラ』の
言語聴覚士 妹尾早織です。
先日の展示会も無事に終わりました。
新たな出会いもあり、
このご縁がどんな風に繋がっていくのか
わくわくします♡
少し前ですが、
和歌山シュタイナー学園に
見学に行ってきました!
私が通っている教員養成講座で
お世話になっている先生を始めスタッフの方々が
とても温かく素敵な方ばかりなので、
こんな素敵な大人が
運営してる学校ってどんなんだろう?
幼稚部の様子や授業風景等々も
知りたくて仕方なくなり、
見学させていただきました。
そして予想を超えてとっても
すばらしい学校でした(*^^*)
子どもたちの生き生きとした表情は
意志がきちんと働き、
満たされているという印象を受けました。
ただ無責任に自由を与えるのではなく、
子どものイマジネーションを邪魔せず、
意志が働く環境を整えること、
心が安定するようにリズムや秩序を大切にすること。
大切なエッセンスがたくさん詰まっていました。
そして今回私が特に見たかったのが
0~1歳の親子クラスでした。
「見守りタイム」といって、
約20分間、赤ちゃんが遊んでいる様子を
ただ観察します。
静寂の中での親子の触れ合いは
とても神聖なものでした。
夢中で遊んでいても
どの子も途中でお母さんを振り返り、
あ母さんが微笑み返すと
安心した様子でまた遊び始めるという
親子の様子がなんとも神々しくうっとりしました。
何かをしながら、
他のママとお喋りしながらでは
子どもからのサインに気付きにくいです。
我が子と一緒にいることだけに集中して
「あなたをちゃんと見ているよ」という
姿勢で関わることが何よりもの
愛情表現になるんだと知りました。
普段見過ごしがちな子どもの発達、
月齢の違う他の子の発達も
見ることができます。
目から鱗が落ちるような、
本当に心を動かされる見学でした。
「シュタイナー教育」を押し付けるのではなく、
大切にしたい軸はしっかり守りながらも、
子どもにとっても、大人にとっても
無理のない柔軟な姿勢、
温かい雰囲気の学園で
まるで異空間にいるようでした。
感心のある方は是非一度
見学に行ってみてください♡
この見学で気づきをたくさんいただいので、
個人でできることから
生かせていけたらと思います。
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