どんぐりも立派なおもちゃに!

こんにちは。
岡山市中区の乳幼児のことばの相談室
『オヤコサロン ホアラ』の
言語聴覚士 妹尾早織です。

先日、お天気が良く気持ちよかったので、
コナさんを連れて後楽園に行って来ました。

入ったところで、白鳥と初対面。
ここの白鳥、とても人懐っこくて、
近くまで寄って来てくれます。

自分より大きい白鳥に
コナさん、怖すぎて後ずさり・・・

白鳥は余裕で、目線は下ですが気持ちはかなり上から、
「クィーーーン」と一鳴き。

その声にさらにビビり、かなり離れた場所から、
地面に這いつくばるほどの低姿勢で、一応「キャン!」と
鳴いておりました。

さすが後楽園の白鳥の迫力は違います(^-^;

紅葉はまだまだ先な感じでしたが、
緑が爽やかでリフレッシュできました。
たまには少し足をのばして散策するのもいいですね♪

とは言っても、もう10月も明日で終わり。
秋も深まってきました。

どんぐりや松ぼっくりなど木の実を
たくさん採取できる季節です。

ホアラでは去年採取したどんぐりや松ぼっくり、
椿の実をおもちゃとして置いています。

お子さまたちには「本物」に触れてほしいと思っています。
子どもは温かくて、柔らかいものが大好き!
プラスチックやビニールに温かさは感じないですよね。

先日、来られたお子さまは療育の中で
ビーズをペットボトルに入れる遊びを通して、
小さいものを指で掴む練習をしています。

まだ人差し指と親指でビーズを摘まむことが難しく、
熊手状にかき寄せて掴んでいる段階。

しかし、今回ビーズをどんぐりに変えてみると、
長細いどんぐりをペットボトルに入れる際、
親指と人差し指でつまみ直して入れていました!

これにはお母さんも私もびっくり!!

お子さまは形に合わせて摘まみ方を変えているようでした。

ビーズだとどれも同じ形なので、そういう発見はできません。

ひとつひとつ色も形も重さも違う、どんぐりだからこその
発見だったと思います。

どんぐりの他にも小石や枝なども
いいおもちゃになります。

それらがお子さまのファンタジーの世界では、
食べ物、人形、車に…と
大人が想像もできないようなものに変身します。

新しいおもちゃを買う前に、
身の回りにある自然素材をおもちゃとして
取り入れてみてはいかがでしょう。

今はちょど気候の良い気持ちのいい季節。

お散歩しながら、一緒にどんぐり、落ち葉、石拾いをして、
自分でおもちゃ探しをすると、
きっとお子さまは大喜びです♡

想像力を育む環境作りをしてみませんか?

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