視線の合いにくいお子さまとの関わり方・遊び方

こんにちは。
岡山市中区の乳幼児のことばの相談室
『オヤコサロン ホアラ』の
言語聴覚士 妹尾早織です。

寒さが強くなってきました!
朝起きて布団から出るのが
だんだんと辛くなってきますね(^^;

視線が合いにくいお子さまと
どう遊んだらいいのか、
どう関わったらいいのか
ご相談をお受けすることがあります。

お子さまが視線を合わさず、物の方だけ見て、
手を引いたり、指さししたりして
要求を伝えてきた場合、
必ず大人が視線を合わせ
「〇〇ちょうだいなの?」「〇〇食べたいの?」と
気持ちを代弁して応じます。

無言で応じることはしないようにします。

視線を合わせ、あなたの言いたいことは
ちゃんと伝わっているよという姿勢をみせること。
言えなくても、どう伝えたらいいのか、
その物に名前があること等を大人がモデルとなって教えます。

そして、遊ぶときはお子さまの注意を
引きつけて遊ぶようにします。

この時、無理やりおもちゃを見せるのではなく、
お子さまの遊びに大人が合わせていくことが大切です。

例えば車で遊んでいたら・・・
お子さまと同じ目線になって、
お子さまの動きの真似をしたり、
あえて車をぶつけてみたりして注意を引きつけます。

そうすると、1人の世界で遊んでいても、
「お!?何してるんだろう?」と関心を持って、
こちらを見てくれることがあります。

「見て見て」という声かけだけだったり、
おもちゃで引き付けたりするのでは
なかなか見てくれません。

楽しいことをしているよ!
こんな遊び方もあるよ!という
働きかけをして自然と関心を持てるようにしてあげましょう。

他にもいないいいないばぁや手遊び、
真似っこ遊びなどもいいですね。

お子さまの注意を引きやすい状況を作って、
視線を合わせることや、一緒に遊ぶと楽しいという
経験を積み重ねていきます。

ちょっとした工夫でお子さまとの遊びが変わることがあります。

お子さま1人1人、興味のある遊びは異なります。

お子さまとの関わり、遊び方でお悩みの方。
一緒に楽しくコミュニケーションをとる方法を考えていきましょう!

 

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