乳幼児のことばの相談室
『オヤコサロン ホアラ』の
言語聴覚士 妹尾早織です
少し前のことですが・・・
昨年末のシュタイナー教育教員養成講座の
シェアをさせてください(^^;)
今回は小学4年生以降で学ぶ
動物学・植物学について学びました。
ただ動物や植物の生態や特徴を
知るだけでなく、
人間との関わりの中で見ていくことが
一般の教育との大きな違いだと思います。
人間を頭・胴体・手足と
3つに分けて考えて、
動物も同様に頭動物、胴体動物、
手足の動物という
見方で見ていきます。
例えば・・・
イカは頭動物
大きな目を持ち、状況に応じて
表情豊かに身体の色を変え、
太い神経を持つという特徴は
人間では「頭」に当たります。
胴体動物は牛、ねずみ、鹿、馬などの哺乳類
ねずみは食べないと
歯が伸び続けていってしまうので
ずっと食べていて食べる量も多く、
牛はほとんど寝ずに1日の大半を
食べるか反芻して過ごしているそうです。
どうちらも消化能力に長けているんですね!
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それぞれの動物は人間では到底及ばない
素晴らしい力を持っています。
では人間は何が優れているのでしょうか?
頭でしょうか?
確かに頭で様々なことを
考えることはできますが、
考えるだけでは何も生み出せません。
生み出すためには手足が必要です。
手を自由に使って
絵を描いたり、音を奏でたり、
物を作ったり、この世界に
新しいものを生み出すことができます。
善き事、美しいものへ向けて
手足を使い世界を変えていくこともできます。
これができるのは人間だけです。
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そうすると、
子どもたちに大切なことは
「頭」ではなく「手足」を自由に動かして
新たなものを生み出す力をつけること、
また、その力を持っていることを
自覚することだということが
必然的にわかってきます。
これからの世界を変えていくのは
子どもたちです。
自然遊び、お手伝い、手仕事・・・
手足を使って自分は何でも
生み出すことができるという
自信を持たせてあげたいですね♪
![](https://hoala358.com/wp-content/uploads/2017/08/bec13176e2ccce8a531158034c757621-300x200.jpg)
今回の講座で私がこれから
子どもたちに伝えていくべきこと、
やるべきこと、そして、
やりたいことの輪郭が
見えてきた気がしました(*^^*)
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