乳幼児のことばに関するご相談、療育はホアラへ

2歳を過ぎてもことばが出ない場合に考えられること・気を付けること「5つのポイント」

岡山市中区の乳幼児のことばの相談室
『オヤコサロン ホアラ』の
言語聴覚士 妹尾早織です。

2歳を過ぎてもことばが出ない
3歳が近付いているのに、まだカタコト
宇宙語ばかりで意味のあることばが出ない

2~3歳のお子さまの
ことばの発達が上記のような場合、
または1歳半健診で
発達やことばの遅れを指摘されると、
心配が募りますよね。

ことばの遅れには
様々な要因が考えられます。
今回はその原因をいくつか挙げてみようと思います。

その1 知っていることばが少ない

ことばの発達はまず理解言語から育ちます。
1歳頃にお喋りがみられる以前から
ことばを理解し始めています。

お喋り前にしっかりことばを蓄えて、
お喋りの準備ができたら一気にことばとして
出てきます。

しかし、このことばの引き出しが少ないと、
知っていることばが少ないので
お話ししようにもできず、結果的に
ことばが遅れることになるケースもあります。

気になる場合は、

「〇〇もってきて」
「〇〇どこかな?」

等の簡単な質問をして、どれくらいことばが
理解できているかどうか確認してみるのも
いいと思います。

日頃からたくさん話しかけてあげたり、
積極的に出かけて、
お母さん以外の人にも接する機会を持ったり、
外遊びをしたりするようにしましょう。

その2 お喋りする機会が少ない

・テレビを見ている時間が長い
・ひとり遊びの時間が長い
・ことばで要求しなくても、大人が動いてくれることで
 受け身の姿勢が定着する
(大人が子どもの気持ちを察して、要求する前に物を渡したり、
 要求に応えてしまう)

等の環境で、お喋りする機会が減り、
話したい!という意欲が減退して、
ことばの遅れにつながってしまうこともあります。

テレビを絶対に見てはダメというわけではないのですが、
あまりにも見る時間が長いと弊害が出ることも。
1人で見せっぱなしにしない、
見る番組・時間を決める等、上手に付き合いましょう。

その3 聞こえの問題

聞こえにくいために
ことばが遅れているケースもあります。

先天性の難聴だけでなく、
後天的に難聴になることもあります。

気を付けていただきたいのが、
滲出性中耳炎

滲出性中耳炎とは
鼓膜の奥の中耳腔に液体が溜まる
中耳炎のことです。

液がたまって音がうまく伝達されないため、
聞こえが悪くなることがあります。

急性中耳炎と違い、あまり痛みがなく、
熱も出ないため気付きにくいのですが、
放っておくと、そのまま
難聴になってしまう可能性もあります。

小声や後ろから話しかけてみる、
テレビの音量が大きくなっていないか、
聞き返しが増えていないかなど、
聞こえにも注意してみましょう。

(中耳炎についてはこちらを参考にしてください)

その4 発達障がいの可能性

発達障がいの場合も
ことばの遅れがみられることがあります。

発達障がいの特徴は様々ですが、

例えば・・・

・目が合いにくい
・意思疎通が難しく、関わり遊びが苦手
・ひとり遊びを好み
 ひとつの遊びばかりで遊ぶ
・表情が乏しい
・やりたいことを止めると
 激しく癇癪を起こす
・ことばは話しているが、
 意味のあるこことばが少ない、
 オウム返しばかり、CMのフレーズをくり返す

これはほんの一例ですが、
お子さまの行動面や対人面に
心配なことがある場合は、
早めに相談に行かれることをおすすめします。

相談に行くとすぐに診断がついてしまうのではないか、
療育が必要って言われたらどうしよう…と、
相談への壁が高く感じる方もいらっしゃるかと
思います。

相談に行くことで、何が原因でことばが
遅れているのかを知ることができ、

その上でお子さまへどう関わったらいいのかを、
周囲は学ぶことができます。

それは、お子さまや周囲の大人にとって
とても重要なことです。

適切な関わりをすることで、
療育が必要でなくなることもあります。

早期発見・早期療育が大切です!
おかしいと思っていたことは
発達のひとつだったとわかり、
その後は安心して
心穏やかにお子さまと関わることができるかもしれません。

今の不安な状況から抜け出すために、
まず一歩踏み出してみてください。

そこから次への道がつながり、
お子さまも保護者の方も
楽になるかもしれません。

その5 個人差がある

ことばの発達には個人差があります。
一般的に1歳頃にことばがみられ始めますが、
これはあくまで指標であって、
そうではない=問題があるというわけではありません。

まとめ

いくつかことばの遅れの原因として
考えられることを挙げました。

関わりについて思い当たることがある方は、
・わかることばを増やす
・積極的にことばかけをする
・お子さまがお喋りできる環境をつくる
・テレビとの付き合い方を見直す
・聞こえの確認

上記のことを、できることから始めてみてください(*^^*)

発達障害の心配がある場合は、
早めに相談機関で相談し、
療育が必要であれば、
1日でも早く取り掛かっていただきたいと思います。

お子さまのことばの発達について、
不安がある方はまずは相談することから
一歩踏み出してみてください!

ホアラへもお気軽にお相談ください♬
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一歩踏み出すことで、今抱えいるご心配や不安が
少しでも軽くなりますよう、サポートさせていただきます。

☆ことばを促す関わりについては、こちら
☆ことばが出る前に有効なサインの
使い方については、こちら の記事を参考にしてください。

 

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