シュタイナー教育は引き算の教育

こころとことばの相談室
オヤコサロンホアラの妹尾早織です。

私は10年ほど前からシュタイナー教育を
学んでいます。

シュタイナー教育って何?
と思われる方も多いかと思います。

シュタイナー教育とは

ルドルフ・シュタイナー(1861~1925年)によって提唱された
独自の教育理念に基づいた教育法です。

私が考えるシュタイナー教育は
育ちのプロセスを大切にしながら、
一人ひとりが持つ力を最大限に表現できるよう大人が導き、
知識からだけでなく、こころと体をすべてを使って
体験しながら個の力を育み、
本当の意味での『自由』を獲得していく
教育だと捉えています。

☆これまでの記事もどうぞ参考にご覧ください

7歳までに判断させない

暮らしのリズムを整える

7歳までは頭よりからだを育てる

幼児期は真似をしながら育つ

私とシュタイナー教育の出会い

私とシュタイナー教育との出会いは岡山で開かれた
シュタイナー教育のセミナーでした。

こどもひとりひとりが本来持っている
素晴らしい力を導くためには
子どもの発達のことを知り、発達段階を邪魔せず見守ること、
安心して過ごせる環境と生活リズムを整えること、
そして小さな子には知的に働きかけず、
感覚体験を大切にからだを作っていくことが重要だと知って、
正直衝撃的でした!

当時は早期教育がこどもたちにとっては必要で
早くことばを覚えさせ、小学校で困らないように
文字や数字を教えることが大切だと思っていました。

それが、逆!!
与えるのではなく余計なものを
引いていくことが必要であるということ。

知的な働きかけはなるべく避けて
とにかく幼児期は体験の中でこころと体を育むことが
小学生以降、学習の力に変わっていくということ。

目から鱗状態でこころがものすごく動き
今すぐ学びたい!とすぐに教員養成講座に申し込み、
2年東京に通いました。

シュタイナー教育は深くて、
すぐに何か形にできるわけではありませんでしたが、
それでも私自身の子どもの観かたや
お母さんへのお伝えする内容が
変わっていったように思います。

大人が手本となるという考えが
厳しく感じる面もありますが、
様々な情報が溢れて何を選択していいのか
わからない現代社会において、
シンプルに発達段階を知り、
関わりや環境を整えてあげるだけで十分、
引き算の子育てでいいということ
お母さん方にお伝えすると

「何かしないといけないと思っていたから安心した!」
「知れて楽になった!」
「もっと早く知れたらよかったー!」

という喜びの反応が返ってきました。

シュタイナー教育を通して伝えたいこと

私自身もお子さんたちと関わるなかで
生活リズムを整え、
できるだけメディアを避けて頭に働きかけず、
たくさんの体験をすることで土台が作られて
学習面はもちろん、どこにいても大丈夫!という
大きな力に変容していく姿を見させてらい
もっとたくさんの方に伝えていきたいと
思うようになりました。

お母さんの気持ちが楽になり、
穏やかで安定した状態でいるとお子さんも
安心と信頼の中で健やかに成長していきます。

乳幼児期は人生の土台ともなる大事な時期

そんな大事な発達をしている乳幼児期のお母さんに
今大切にすることを伝えたい!
お母さんの気持ちが楽になるお手伝いがしたい!
と想いを持ってお伝えさせていただいています。

現在もシュタイナー教育を学びは継続しつつ
シュタイナー教育を学び合う会や講演会、
セミナーをさせていただいております。

また、プライベートサポートでは
個別でシュタイナー教育についてお伝えしつつ
具体的に実践できることを
言語感覚士としての知識とこれまでの体験を踏まえて
じっくり対話しながらサポートさせていただいております。

こどもの育ちを尊重し寄り添い
こどものファンタジーの世界を大切にし
こどもたちが安心して伸び伸びと
自分の持つ力を輝かせながら育つ環境を作る
お仲間が増えますように♡

ご興味のある方はお気軽に
お問い合わせください♪
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