遊びがマンネリ化したら・・・

岡山市中区の乳幼児のことばの相談室
『オヤコサロン ホアラ』の
言語聴覚士 妹尾早織です。

お子さまと遊ぶとき、
何に気をつけていますか?

お子さまの遊びをさらに豊かなものにするには、
大人の関わりがとっても大切。

大人主導ではなく、
お子さま主導で遊ぶこと!

大人はお子さまが興味を持って
遊んでいることに上手に合わせてあげます。

特に小さいお子さまは繰り返しが大好き。

同じことを繰り返しているようでも、
お子さまにとってはその都度新たな発見があったり、
少しずつ何かが変化していたり、
その繰り返しの中で学んでいきます。

でもあまりにも続くと、
『またそれか・・・(^^;』と思っちゃいますよね(笑)
ずーっとただ合わせてるだけでは
マンネリ化して、さすがに飽きてしまいます。

その場合、ちょっとだけ工夫してあげると、
喜んでノッてきてくれます!

うちの甥っ子は今、恐竜ごっこブーム。

といっても、ただ自分が恐竜に変身し、
私が「こわい~」と逃げるだけのもの。

でも、これが今とっても楽しい様子♪

それだけでも甥っ子は満足なのですが、
私は少し飽きてしまったので、

「あっ!!恐竜の卵だ。
温めたら赤ちゃんが生まれるかな」

と卵を温める振りをすると、
まんまと食いつき・・・(笑)
卵を温めて、コナさんを恐竜の赤ちゃんに見立てて
今度は自分が恐竜のお父さんになって、
エサを探したり、寝させたりして遊び始めました。

そこからイメージを膨らませて
遊びをどんどん展開し、
お互い楽しく遊びました!

また、車で遊ぶことが好きなお子さまには、
「カンカンカン。踏切です。止まってくださ~い」と
踏切りを取り入れてみたり。

赤と青を表す物を用意し、
「赤です。止まってね。1・2・3。
青になったよ。しゅっぱーつ」
と信号を取り入れみたり。

ちょこっと工夫するだけでも
遊びがワンランクup!

想像力を育み、
新たなことばや言い回しを
遊びの中で楽しく自然に
教えてあげることができます。

遊びはお子さまにとっては
大切な学びの時間。

その大切な時間が
より充実したものになるといいですね!

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