ホアラブログ2018.02.06 hoala@358 聴く力を育てましょう ポスト シェア はてブ 送る Pocket 岡山市中区の乳幼児のことばの相談室 『オヤコサロン ホアラ』の 言語聴覚士 妹尾早織です。 今回は 聴く力 について書こうと思います。 赤ちゃんに大きな刺激は要注意! 生まれて3か月頃の赤ちゃんは 脳の神経が急速に発達している時期です。 この頃の赤ちゃんには、 大きな刺激を与えすぎないこと! それまではお母さんのお腹の中で 羊水の音を聞いているのに、 外に出ていきなりたくさんの刺激が入ってくると びっくりしてしまします。 そして、赤ちゃんの聴こうとする力を 奪ってしまうことに。。。 大音量の音がなっている場所や、 テレビやCDの音楽はなるべく 避けてあげる方がいいと思います。 そして、静かな音から聞かせてあげます。 特に子守唄はとても大切♡ お母さんの優しい歌声は心を安定させます。 また、ことばの発達を促す効果も! 知っている曲はもちろん、 歌のように抑揚をつけて ことばかけをするだけでも十分だと 思います(*^^*) 音と物を結び付けてあげましょう 1歳前になるとことばの発達とともに 『聞く力』も伸びてきます。 普段から色々な音を聞かせてあげましょう。 包丁で切る音、ドアが閉まる音、洗濯機の音、 楽器の音、風の音、虫の声・・・ 日常にあふれる音を 意識的に聞かせてあげてください。 ポイントは 音と物を結びつけるために、 見せながら音を聞かせてあげることです。 お子さまが関心を持って 見ていることも大切ですね。 そして、どんな音がするのかを ことばで聞かせてあげます。 例えば、 雨の音「ザーザ―」 風の音「ビュービュー」 鳥の声「チュンチュン」 ドアが閉まる音「ドン・バタン」etc. そうすると、だんだん物=音、物=ことばとして つながってきます。 ことばとその意味を結びつけることも できるようになります。 また、自分に必要なこととそうではないことを 選んで聞けるようになります。 静寂も必要 CD・テレビの音を聞かせっぱなしだと、 常に音が聞こえている状態なので、 聴く力が育ちにくいです。 小さい子どもは大人のように 自分にとってどんな音が必要で必要でないかを 選択することができません。 流れてくる音を全て受け取ってしまいます。 常に音を聞かせるのではなく、 お子さま自身が聞こえてくる音に 注意を向ける時間を取ってあげることも 大切なことです。 一緒に聞こえてくる音を楽しむ時間、 静かに聞こえてくる音に耳を澄ます時間 両方のバランスを上手にとって 聴く力を育てていきましょう! この記事が気に入ったら いいねしよう! 最新記事をお届けします。 ポスト シェア はてブ 送る Pocket feedly コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ
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