7歳までのかかわりで大切にしてほしいこと②暮らしのリズムを整える

ことばとこころの相談室
オヤコサロンホアラの妹尾早織です。

8月突入!!
私はあまりにも暑すぎて
まだ夏を楽しみ切れていません(^^;)

みなさまはどんな夏休みを
お過ごしでしょうか?

『7歳までのかかわりで大切にしてほしいこと』
今回は暮らしにリズムを作ることについてです。

生活のリズムを大切にする

夏休みになると学校や園がお休みになり
生活のリズムが崩れてしまいがちですよね。

お出かけが多かったり
お昼寝の時間が合わなかったり
夜寝る時間が遅くなると
起きる時間も遅くなったり・・・

「たまに」そういうことがあった場合は
また次の日から元の日常に戻してあげると
いいのですが、毎日のリズムがバラバラだと
お子さんはその生活についていくのが大変。

小さなお子さんが、
リズムが変わると不安定になり、
ぐずったり怒ったりすることが増えたという
体験をされたことがある方も多いのではないでしょうか?

私たちは自然のリズムの中で生きています。

日の出、日の入り
月の満ち欠け
四季の移り変わり

そのリズムの中で
私たちの体も動いています。

ルーティンが決まっていると
大体同じ時間に目が覚め、
お腹が空き、排泄し、眠る。

大人でも乱れた日々が続くと
体調を崩したり、イライラしやすくなりますよね。

幼児のうちはさらに影響が大きいです。
日々、目を見張るほどの成長をしていて
体の中でも大きな変化が起こっています。

体の変化が大きい上に、
自分を取り巻くリズムも毎日変化していたら
どうでしょうか?

落ち着かないですよね。

この時期に暮らしにリズムを作ると
安心感でつつまれ、こころが落ち着きます。

そして、この時期の大きなテーマである
体作りに専念でき、自然のリズムの中で
健やかに育っていくでしょう。

リズムがあるとお母さんもお子さんも楽になります

毎日決まったリズム、決まった流れで過ごす習慣がつくと
それが当たり前になるので、
あれこれ指示を出さなくても
当たり前に歯を磨き、ご飯を食べ、
夜になったら寝るということができるようになります。

そうなると、お互いにとっても楽ですよね。

毎日決まったことができる力
言われなくても自分の意志でする力が
意志の力です。

この意志の力を幼児期に育むことで
後に、人生をどう歩むかを自分で選択し
切り拓いていく力になります。

小さな頃からの日々の積み重ねが
体を作り、自分でするという意志の力を育む。
この土台作りをするのが7歳までの
大きなテーマです。

完璧を目指さないで

だからといって、
お出かけするのも我慢して、
毎日きっちりした生活をしてくださいと
言っているわけではありません。

「○○しなければ!」になってしまうと
本末転倒です。

暮らしのリズムを整えることが
こどもの発達にとって大切だということを
知った上でできることからやってみてください。

「遊びに行ってもお昼寝の時間は作ろう」
「寝る時間は決めて、電気を消してお話してあげよう」
「ごはん前にお風呂に入ることにしよう」

など、ご家庭の状況に応じて、
楽にできることからで大丈夫です!

暮らしのリズムを作ることでゆとりが生まれ、
お母さんもお子さんも笑顔で過ごせる時間が
増えますように♡

最後までお読みいただき
ありがとうございました!

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