絵カードの使いかた

岡山市中区の乳幼児のことばの相談室
『オヤコサロン ホアラ』の
言語聴覚士 妹尾早織です。

先日、たくさんの柚子をいただきました。
柚子仕事ってなかなか大変。

柚子の果汁を絞り、皮を剥き、
皮の白い部分はそいで、
細かく皮を切る・・・

半日かかりました。

でも、柚子の香りが部屋中に広がり、
手も柚子効果でツルツルになり、
一石二鳥♪

これらの柚子ちゃんたちは
柚子マーマレード、
柚子ポン酢、
練り柚子に。

種は焼酎に漬けて
化粧水にしました。
(これおススメです!)

余すところなく使いました。
しばらく柚子を楽しめそうです(^^♪

 

さて、ことばの療育では絵カードをよく使います。
物の名前が言えるか、
どれくらい理解できているか確認したり、
聞き取り、仲間わけをしたりなどなど、
用途はいろいろです。

絵カードはそのお子さまに合わせて
手作りすることが多いですが、
もちろん市販の絵カードを
使っていただいてもいいです。

どのように使うか?

座って取り組める年齢のお子さまであれば
「これは何?」とお勉強として使ったらいいと思うのですが、
年齢の小さいお子さまはこのやり方では
集中力が切れやすく長くは続きません。

指導で気をつけているのは、
お子さまが遊んでいる感覚でいかに
楽しくリラックスしてできるかということです。

緊張したり、気持ちがのらないまま
行っても何も力になりません。

リラックスしている時こそ、
お子さま本来の力がみられます。

絵カードを使って物の名称の確認をする場合などは、
カルタのように数枚カードを並べて
「りんごはどこかな~?」と言って取らせたり、
大人も参加してどちらが早く取れるか
競争の要素を入れゲーム風にするとさらに楽しくなります。

また、役割交替をして
お子さまに言ってもらうのもいいですね。

そうすることで、結果的に名称が言えるか、
聞いて取れるかどうか確認することができます。

ただお子さまにさせるのではなく、
一緒にやっている、遊んでいるという
感覚を持たせることが大切です。

もう一つ重要なのが、お子さまが絵カードを取れると
「〇〇ちゃん、いっぱい取れたね!」
「早くみつけられたね!」と、
ほめてあげることです。

そうすると、きっとどんどんやる気が出て、
楽しくことばを覚えてくれると思います。

笑顔で楽しくが小さいお子さまの療育には
特に重要です。

家庭でもカルタ感覚で取り入れやすいと思うので、
家族で楽しく遊んでみて下さい。

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