質問ばかりになっていませんか?

岡山市中区の乳幼児のことばの相談室
『オヤコサロン ホアラ』の
言語聴覚士 妹尾早織です。

ポカポカ日和が続いたかと思ったら、
いきなり昨日は雪!!

ありがたいことにこの辺は
積もるほどの雪は降らず、
大きな影響はありませんでしたが、
地域によっては被害が出ているところもあるようです。

これ以上大きな被害が出ませんように。

でも少しの雪なら、
大人もちょっとテンションが上がりますよね♪

質問責めになっていませんか?

お子さまがお喋りができるようになってくると、
嬉しいですよね。
そして、もっともっとお話してほしくて、
つい「これは何?」「あれは?」と
質問責めにしてしまうことってありませんか?

例えば、犬を一緒に見ていて、
もう「ワンワン」と言えるにも関わらず
「これ何?」「ワンワンのおめめどこ?」
と聞いたりなど・・・

最初のうちはお父さん、お母さんが
喜んでくれるのが嬉しくて答えてくれるかもしれませんが、
それが続くとだんだんと嫌になってきて
言わなくなってしまうことも。

『またその質問か~」
『そんなの言えるのわかってるのに』
『また言わされる…(-_-;)』

こんな風に思っているかも!?

わかりきった質問をされると、
私たち大人でもうんざりしてきますよね。

お子さまも一緒です。

やりとりの中で質問をしましょう

大人と同じで会話の中のやりとりとして
質問をするようにします。

ことばを言わせるためだけの
質問はなるべくやめましょう。

大人の言わせようという気持ちは
お子さまに伝わります。

本当に聞きたいこと、必要なことを
質問するように心がけてください。

質問より共感

質問をしなくても、
お子さまが今、興味を持っていることに共感し、
一緒に楽しみ、ポイントを押さえて
ことばかけをするだけで十分です。

そうすることでちゃんと
お子さまの言語力はつきます。

お子さまが興味を持って見ているときは
ことばのアンテナがピーンと立っています。
その時を見逃さず、ことばかけをすることが大切です。

そうすると、お子さまの方から積極的に「これはなに?」
という質問や自発的なお喋りが増えてきます。

不自然なコミュニケーションではなく、
お子さまも大人も楽しみながら
コミュニケーションをとっていきましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です