今期2回目☆シュタイナー教育教員養成校座ファウンデーションコースに行ってきました!

乳幼児のことばの相談室
『オヤコサロン ホアラ』の
言語聴覚士 妹尾早織です。

先週末は大阪へ
シュタイナー教育教員養成講座に行って来ました!

今回は2日間だけだったのですが、
前回同様とーっても学び深い
濃い2日間でした(*^^*)

今回は4つの気質と、
低学年の授業実践についての
講座を受けました。

「気質」について学んで感じたことを
シェアしたいと思います。

4つの気質とは、人の気質を
「火」(胆汁質)
「風」(多血質)
「水」(粘液質)
「地」(憂鬱質)
に分けて考えること。

簡単に4つの気質をご紹介すると・・・

胆汁質
・力に満ち溢れ、積極的
・意思が強く、自己主張がはっきりしている
・リーダー的
・カッとなって怒りやすい

多血質
・あらゆることに興味を示す、好奇心旺盛
・喜怒哀楽が激しい
・人懐っこく陽気で朗らか
・反応が良く、イキイキしている

粘液質
・マイペースでおっとりしている
・根気よく、ひとつのことに集中できる
・人の話をよく聞く
・食べること眠ることが好き

憂鬱質
・物事を深く考える、責任感が強い
・心配性ですぐに行動に移せない
・自分に対して批判的、傷つきやすい
・完璧主義

一部分の例ですが、これらは
1つの気質だけであることはなく、
誰もが4つの気質を持ち合わせています。

ちなみに私の気質は
水+土に少し風が入ってます(*^^*)

今回の講座では実際にそれぞれの
気質の人を演じることで、
言動や行動、態度などを
捉える練習をしました。

実際に演じてみると、
とっても難しかったのですが、
気質の特徴をよりイメージしやすくなりました。

同じ状況にいても、
気質によってその場の捉え方や
行動の仕方や異なるということが
明確に表れていて、まさに
「みんな違ってみんないい!」

誰が悪いとかダメとかではなく、
どの気質も長所と短所を持ち合わせていて、
どれもすばらしい!
みんな揃っているから、社会が成り立っている。
ということが、よーーく実感できました。

人間だけでなく、地球も
地水火風で構成されています。
どれもひとつでも欠けると、
私たちは生きていけませんよね。

違うタイプ、真逆のタイプの人を見ると演じて
つい理解ができずに否定してしまったり、
わからない!と放棄してしまったりしがちです(^_^;)

でも、これらの気質を頭においておくと、
もっと柔軟に人に接することができるな~と思います。

発達障がいと言われるこどもたちも、
診断名でカテゴリー分けされるだけでなく、
これらの気質で考えて見てみると、
見えていなかったその子の本質が
見えてくるかもしれません。

それぞれの気質を
認め合い、補い合い、
長所が存分に生かされていくような
環境を私たち大人が作ることで、
生きやすくなる子どもたち(大人も)
増えると思います。

私もその一助となれるよう
学び、伝えていけたらと思います。

 

 

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