乳幼児のことばの相談室
『オヤコサロン ホアラ』の
言語聴覚士 妹尾早織です。
我が家のつばめちゃんが一羽だけ
なかなか飛び立てず巣に残っていました。
五羽同時に生まれているはずなのに、
まだまだ体も小さく、
赤ちゃんで全く飛べるという
感じではありませんでした。
それでも朝になると仲間たちが
入れ替わり立ち代わり「飛べ飛べ」と誘いにきて、
飛んでみるもののそのまま
巣から落ちてしまう状態。
その度に巣に戻してあげていました。
最初は逃げ回っていましたが、
日に3~4回落ちるので、
さすがに慣れてきて最近では
窓に向かって「ピピッピピッ」と
助けを求めるように(笑)
私たちも鳴き声で「落ちたな…」と
気付けるくらいになっていました(^^;)
すっかり手乗りつばめに(^^♪
かわいい♡
親に放ってかれたらどうしようと
心配していましたが、
1週間この子のためにエサをせっせと運び、
落ちると心配そうにそばにずっとついており、
つばめの世界も親は子が自立するまでは、
最後の一羽までも責任を持って育てあげるんだな~と
ほほえましかったです。
親の愛も一心に受け取り(笑)
おかげで、日に日に大きくなって、
羽も上手に動かせるようになっていました。
そしてそして、1週間かかって
先日やっと無事に飛び立ちました!
もう感動~!!
どうなるかと心配していましたが、
飛び立ってくれて一安心。
一緒の時期に生まれたからって、
みんな同じ時期に同じことができるように
なるわけではない。
ゆっくりでも周りが見守り
必要なサポートをしてあげていたら、
その子の準備が整い次第
ちゃんと飛び立てる日がくるんだということを
つばめから教えてもらいました。
これはごく自然で当たり前のことなのかもしれませんね。
毎年つばめは我が家に来ますが、
こんなことは今までで初めてでした。
大切なメッセージを身をもって
教えてくれたつばめちゃんにつば感謝!
それにしてもかわいかった♡
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