イヤイヤ期のお子さまへの関わり方

こんにちは。
岡山市中区の乳幼児のことばの相談室
『オヤコサロン ホアラ』の
言語聴覚士 妹尾早織です。

魔の2歳児って??

2歳頃になると
魔の2歳児と呼ばれるように、
イヤイヤ期が始まります。

この時期のお子さまを持つ
お母さまはどう関わったらいいのか
お困りの方も多いのではないでしょうか。

でも、ただワガママを言って
困らせようとしているのではありません。
もちろん、お母さんのしつけに
問題があるわけでもありません。

この時期から自我が芽生え始めます。
それまではお父さんやお母さんと
自分は一体と思っています。

それが、2歳を過ぎる頃になると
お父さんとお母さんは「自分とは違う存在」だと
気づくようなります。

そして、自分を主張する気持ちが強くなり、
大人に言われたことになんでも
「イヤ」と言うようになります。

2歳と言えば、まだお喋りが始まったばかり。
もしくは、まだお喋りが始まっていない
お子さまもいらっしゃいます。

自分の気持ちをちゃんと伝えられるほど
脳もことばも発達していません。

なので「イヤ」と言うのは
お子さまにとっての精いっぱいの
自己表現なんです。

その後の発達の基盤となる
とても重要な発達です。

「だめ」は言わない!

関わる上で一番重要なのは、
お子さまの我の芽生えを尊重することです。

「ダメ」「どうしてワガママいうの!!」
と抑え込んでしまうと、お子さまは
自分は受け入れてもらえていないんだ…
と記憶してしまいます。

お子さまを見ていてわかる通り
本当に「イヤ」と主張しているわけではないことも
多々あると思います。

ただ「イヤ」と言いたいだけなんです。

その場合は思う存分「イヤ」と言わせてあげましょう。

それくらいの余裕な姿勢が求められます。
子どもに落ち着いてほしいのなら、
まずは大人が落ち着いた姿勢を見せることが必要です。

そして、危険な行為、迷惑行為など、
どうしても必要な時以外は
「ダメ」と言わないようにしましょう。

「しないんだったら鬼さんくるよ!」などの
脅すような言動も決してしないようにしましょう。

具体的な関わり方

例えば、お外から帰って手を洗いたくないと
イヤイヤ言う時、

「おてて 洗おうね」
「イヤ」
「そっか~洗うのイヤなの。
 ちょっとおてて見せて。
 あら、真っ黒になってるね。
 ジャブジャブ洗ってピカピカにしよう!
 きれいになるかな~♪」

「ダメ」と怒るのではなく、
どうして手を洗わないといけないかを
説明してあげましょう。

させられてするのではなく
「自分がしたいからするんだ」という
自主性を持って行動できるようになることが
大切です。

ことばが理解できていないから、
言っても無駄など思わないでください。

お子さまを尊重することに、
お喋りしているしていないは関係ありません。

また、そうやって大人が自分を否定せず
真摯に接してくれている姿勢を見ることで、
お子さまはお父さん、お母さん心から信頼し、
愛情をしっかり感じ取ってくれるようになります。

そう簡単にできることではないと思います。
余裕を持って接することができる日ばかりでは
ありませんよね。
忍耐がいることです。

でも心の片隅に「子どもの発達を尊重しよう」
という思いがあれば、自然と関わり方が変わってくると思います。

時には感情的になって怒ってしまう時もあります。
その場合は「さっきはごめんね。」と素直に
謝りましょう。

子どもにそうなってほしいのなら、まずは大人が
モデルを示すことです。

イヤイヤ期は自我が芽生えているサイン、
とても重要な発達を迎えているんだと捉え、
根気よく付き合ってあげてください(*^^*)

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